今週のお題「人生変わった瞬間」に参加します。
今までの人生を振り返ってみると、
自分のアイデンティティは大学生時代に形成されたなと感じます。
いや、違うな。
自分が知ってる世界なんてほんとちっぽけで、
このちっぽけな尺度で物事を測ろうとするなんて間違ってる。
というのを思い知って、
いろんな出来事をそのまま受け入れていこう。
そう思えるようになったのが大学生時代だったと思います。
そして、
それは大体、旅先での出会いで磨かれました。
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人生初のひとり旅は台湾。
台湾は大好きで4回訪れました。
私は大学生の時にひとり旅デビューをしまして、
それから今の夫と付き合っているときも、
結婚したあとも、妊娠するまで、
長期休暇は別々に過ごし、
ひとりバックパック背負って国内・海外をふらついてました。
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最後のひとり旅はニュージーランド。
20代のうちに絶対に見たかった野生のブルーペンギンを見ました
そこで出会った人たちから、
今までの生い立ちや人生観を聞く度に、
自分の中のアイデンティティや価値観も育っていったような気がします。
どうも私は、
身近な人よりも、
一期一会の出会いで知り合った人のほうが、
深くプライベートについて話をする傾向が強く、
多感な20代のうちに色んな人の話を聞くことが出来て良かったなぁと思う。
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屋久島へはウミガメの生態調査ボランティアで1ヶ月間滞在しました
旅先で出会った人は、本当に様々で、
同世代のバックパッカーもいたし、
社会人で夏休み中の人や、
不動産投資でしこたま儲けてフラフラ遊んでる人、
急に奥さんに離婚されてしまい、途方に暮れて日本を飛び出して自分を向き合う旅の途中の人、
日本人だけでなく、現地の外国人、同じく海外からの旅人。
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前の会社を辞めて、有給消化中にスペインへ。
世界遺産にもなっている巡礼路を100km歩きました。
普通に暮らしてたら、
間違いなく出会うこともなかったし、
たとえ出会ったとしても話をするような関係にはならなかっただろうなという人ばかりでした。
旅先での出会いは刺激的で、
どんどん自分の視点がアップデートされる感覚がありました。
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タイでは寺院でぼーっと過ごすことが多かったです
それはきっと、
普段見える景色じゃない特別な空間という、旅先マジックもあるんだろうけど、
あの一瞬一瞬は私の宝物だなぁと思います。
もうひとり旅は出来ないかもなぁと思っているので、
なおさら20代のうちにやり切って良かったなぁと思います。
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個人的に国内ベスト旅行地、与論島の浜辺。
また行きたい。